環境省の「脱炭素経営導入ハンドブック」を参考に「省エネ笑太くん」の活用法を検討する

環境省の「中小規模事業者向けの脱炭素経営導入ハンドブック」に書いてあることを参考に、「省エネ笑太くん」がどのように貢献することができるのかを考えます。

※参考文献:「中小規模事業者向けの脱炭素経営導入ハンドブック」-環境省へのリンク

こちらの資料の中では、脱炭素経営は「知る」・「測る」・「減らす」という3つのステップをたどっていくことで実現できるとしています。

その中で、省エネ笑太くんの機能と照らし合わせ、「測る」の部分に焦点を当ててお話をさせていただきます。

こちらのハンドブックの中には、「測る」の項目でこのように記載されています。

「中小規模事業者向けの脱炭素経営導入ハンドブック」p.7より引用

つまり、これら事業を行う上で日常的に利用しているエネルギーの状況を算定することが、省エネ・脱炭素経営に向けた基本であるということです。

省エネ笑太くんでは、ほとんどのエネルギー種別に対応し、排出量を自動的に算定できるようにしています。

また、削減すべきポイントを明確にできる機能も備えています。

「中小規模事業者向けの脱炭素経営導入ハンドブック」p.8より引用

施設(事業所)ごとに、どの設備やエネルギーが現在のコストの主な原因なのかを明らかにすることができます。

これらを継続して記録・モニタリングしていくことで、例えばエアコンなどの設備を入れ替えることによる省エネ効果(CO2の削減状況や採算分岐点など)を正確に予測することができるようになります。

このような情報をストックしておくことで、多角的に省エネ・脱炭素経営の実現に向けたデータを作成することができるようになります。

とりわけ、削減計画の策定から計画の実施状況を把握する上で有効な

  • 時系列での比較データ
  • 施設(事業所)間での比較データ
  • 設備の稼働状況の比較データ

などを作ることができます。

脱炭素経営に向けたデータ収集をすることの重要性をご理解いただけたでしょうか。

エネルギー資源の高騰と合わせ、コスト削減の面からも、比較データを作成して脱炭素経営に向けた「CO2削減」を検討してみてください。

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